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手数料の相場は?ビジネスマッチングサイトの利用メリット・料金体系

公開日
2024.01.30
更新日
2024.02.21
手数料の相場は?ビジネスマッチングサイトの利用メリット・料金体系

新事業の立ち上げや販路拡大のために、ビジネスマッチングサイトの活用を検討している方もいるのではないでしょうか。

ビジネスマッチングサイトを利用するには利用料や手数料を支払わなければいけませんが、ビジネスマッチングサイトの系統ごとに料金体系が変わるので、目的に合わせてサイトを選ぶのがおすすめです。

本記事ではビジネスマッチングサイトを利用するメリットや、手数料の相場について解説します。

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ビジネスマッチングサイトとは

ビジネスマッチングサイトは、ビジネスパートナーを探している企業・個人同士をマッチングするためのサイトです。

新規事業の立ち上げや新規顧客の開拓を目的に利用されており、自社にはない知識やノウハウを持った企業とつながることが可能です。

ビジネスマッチングサイトについては下記コラムで詳しく解説しています。
企業間の課題解決に!ビジネスマッチングとは?メリット・デメリットなどを解説

ビジネスマッチングサイトを利用するメリット

ビジネスマッチングサイトを利用することで、オンラインで手軽に経営者と出会うことができます。

もしも大手企業との契約が進めば、大手企業のネームバリューを活かして自社製品の認知拡大にも効果が期待できます。

ここではビジネスマッチングサイトを利用するメリットについて詳しくご紹介します。

ビジネスパートナーを効率よく探せる

ビジネスマッチングサイトを利用すると、自社が求める人材や企業を短期間で見つけられます。

サイト上には会社情報や実績などが細かく記載されており、絞り込み検索機能などを利用して効率的にビジネスパートナーを探し出すことができるのです。

新たなリソースを確保できる

事業拡大にあたって求めるスキルを持っている従業員がいなかったり、そもそも人材不足に陥ったりしている場合にもビジネスマッチングサイトの利用がおすすめです。

スキルを持った人材と出会うことができるので、新たなリソース確保が可能です。

他社の技術・ノウハウを知れる

新たな技術やノウハウを自社だけで習得しようとすると、場合によっては途方もない時間がかかってしまうことがあります。

他社ですでに取り入れられている方法を知るためにも、ビジネスマッチングサイトで他社とのつながりを作っておくのがおすすめです。

他社のブランド力に期待できる

ビジネスマッチングサイトで大手企業と出会うことができれば、相手企業のブランド力を借りて事業拡大や信頼獲得につなげることが可能です。

大手企業との取引実績があると世間からの信頼が高まり、より仕事を受注しやすくなるメリットがあります。

相手企業からのアプローチもある

ビジネスマッチングサイトは自社が取引先を探すだけでなく、相手企業から自社を見つけ出してもらう目的でも使用されています。

求める人材を探しつつ自社と取引をしたいというクライアントとつながれる可能性が高まるので、一石二鳥の効果があるといえるでしょう。

ビジネスマッチングサイトを利用する際の注意点

ビジネスマッチングサイトにはさまざまな企業が登録しており、業種も専門分野もさまざまです。

そのため、思うようにマッチングしなかったりニーズ不一致が発生したりと注意点がいくつかあります。

ここからはビジネスマッチングサイトを利用する際の注意点についてご紹介します。

すぐにマッチングするとは限らない

ビジネスマッチングサイトに登録したからといって、すぐにマッチングができるとは限りません。

サイト上の情報を見て「この企業と取引をしよう」と決めたとしても、実際に話をしてみて「思っていたのと違った……」と感じるケースがあります。

はじめから条件を絞りすぎず、いくつかの企業と比較してから決めていくのがおすすめです。

パートナー企業の質が保証されているわけではない

ビジネスマッチングサイトを利用することで多くの企業とつながることができますが、求めるレベルのノウハウを持っているかどうかは自身で判断しなければいけません。

ビジネスマッチングを利用する前に、どんな人材やスキル・ノウハウを求めているのかを明確にし、妥協することなく契約に進めるようにしておきましょう。

どんなマッチングが期待できる?

ビジネスマッチングサイトでは、販売や仕入れの強化やコスト削減、IT化や効率化に特化したノウハウなどを持つ企業とつながることが期待できます。

自社だけでは解決できない問題や課題に対し、その道のプロからアドバイスをもらえたり共同で事業を進めたりすることができるようになるメリットがあります。

ビジネスマッチングサイトの料金体系・相場

電卓とパソコンとボールペン

ビジネスマッチングサイトの料金体系や相場は運営会社によって異なり、大きく分けて3つの料金体系に分けられます。

それぞれ課金の仕組みが異なるため、ビジネスマッチングサイトを利用する頻度や目的によって選ぶのがおすすめです。

ここではビジネスマッチングサイトの料金体系や相場についてご紹介します。

月額料金

ビジネスマッチングサイトの多くは、利用するための初期費用と月額費用を毎月一定で支払う月額料金型を採用しています。

月額料金型のサイトは登録企業数や案件数が多く、豊富な実績を持っている傾向があります。

毎月支払いが発生するので固定費はかかりますが、長期的かつ安定してビジネスパートナーを探したい場合におすすめです。

月額料金型の費用相場は月額10,000円〜20,000円程度です。

リード課金(紹介手数料)

ビジネスマッチングサイトへの掲載費用がかからない代わりに、案件が発生したタイミングで費用が発生するのがリード課金型と呼ばれる料金体系です。

なかなかマッチングしないのに固定料金だけ支払い続けるというリスクがないのが特徴で、料金の相場は1案件あたり5,000円〜20,000円で設定されています。

成果報酬(成約手数料)

成果報酬型のビジネスマッチングサイトは、マッチングを経て契約が成立した段階で費用が発生します。

固定費用がかからず、確実に契約を締結してからの支払いとなるので、金銭的なリスクを落として利用することが可能です。

成果報酬型のビジネスマッチングサイトでは受注金額によって費用が変動する仕組みで、受注金額の5%〜20%ほどを手数料として支払うパターンがほとんどです。

また、サイトによって異なりますが、紹介手数料と成約手数料、どちらもかかるケースが一般的です。

ビジネスマッチングサイト利用の流れ

ここではビジネスマッチングサイトを利用する流れについて解説します。

サイトへ登録

まずは利用するビジネスマッチングサイトに登録し、自社の基本情報を入力します。

自社情報の掲載

続いて自社情報を掲載します。

ビジネスマッチングサイトでは、数多くの企業の中から自社を見つけてもらい、契約するメリットを相手に感じさせないとマッチングが成立しにくくなってしまいます。

ただ単に事業内容を記載するのではなく、自社が持っているノウハウやできることをしっかりと記載し、提案に力を入れるようにしましょう。

商談希望~商談

求めるスキルやノウハウを持っている企業を見つけたら、商談のアポを取ります。

商談希望を出して相手企業もマッチングを望んだ場合に初めて商談を進めることができます。

商談成立

商談を進めて双方のニーズが一致したら、商談が成立し契約に進みます。

ビジネスマッチングの流れについて下記コラムで詳しく解説しています。
ビジネスマッチングに挑戦!概要・流れ・成功させるポイント・注意点を押さえよう

金融機関によるビジネスマッチング

銀行の建物と看板

Webサイト上のビジネスマッチングサイトだけではなく、金融機関主導のビジネスマッチングもあります。

ここでは金融機関によるビジネスマッチングのメリットについてご紹介します。

金融機関のビジネスマッチングでできること

金融機関によっては、多くの企業とのつながりを活かして商談会や展示会などのイベントを企画することがあります。

金融機関側は、どの企業がどんな人材やノウハウを求めているのかを知ることができるので、金融機関が持つ人脈を駆使してイベントでのマッチングを行うことがあります。

金融機関のビジネスマッチングを利用するメリット

金融機関のビジネスマッチングが持つ最も大きなメリットは、金融機関からの紹介であることです。

全く知らない企業とマッチングするよりも、共通の金融機関を使っている企業であれば安心して取引を進められるからです。

金融機関側も融資の履歴などを見て企業の経営状態を把握しやすくなるため、よりニーズに合ったマッチングを叶えることができるのです。

まとめ

ビジネスマッチングサイトを利用することで、事業拡大や既存商品のアップデートなどに必要な知見を持った企業とつながり、ビジネスを加速させることが期待できます。

サイトの料金体系は大きく分けて3パターンあるので、より自社のニーズに合ったサイト選びのために本記事を参考にしてみてください。

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手数料の相場は?ビジネスマッチングサイトの利用メリット・料金体系

【監修】日本中小企業金融サポート機構 編集局長

保有資格:FP2級

大学卒業後、地方銀行に勤務。主に企業向け融資を担当。その後、損害保険会社にて法人営業、外資系金融機関にて法人融資や人材育成を担当するなど、一貫して金融関連業務に従事。2019年一般社団法人日本中小企業金融サポート機構に入社し、これまでの金融の知識と法人営業の経験を活かし、多くの中小企業・零細企業をサポート。
プライベートでは3児の父の顔も持ち、犬・猫・亀も飼う大家族の大黒柱。

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