Same day
Procurement
Diagnostics
ファクタリングの調達可能額を
今すぐ確認いただけます
- 当機構では給料債権の買い取りは
行なっておりませんのでご了承ください
カテゴリ
「リースバックを利用して後悔した」という事例はゼロではないため、不安から利用を躊躇してしまう方もいるのではないでしょうか。
そのような場合は、リースバックの利用による後悔にはどのような内容があるのかを押さえることが大切です。
そうすれば、リースバックによるトラブルを防ぐことができます。
そこで今回は、後悔につながるリースバックのトラブルや後悔しないためのポイントなどを解説します。
また、信頼できるリースバック業者もご紹介しているので、ぜひご参考にしてください。
【注目】資金繰りでお悩みの経営者の方へ
新規の事業に着手したいが、手元資金が足りずお悩みの経営者の方へ、売掛債権を早期資金化できる
ファクタリングサービスをおすすめいたします。
日本中小企業金融サポート機構では、最短30分で審査結果の提示、最短3時間で入金(当日中のお振込み)が可能なため、売掛債権をスピーディーに資金化することが可能です。
関東財務局長及び関東経済産業局長が認定する「経営革新等支援機関」でもあるため、安心してご利用いただけます。
資金繰りでお悩みの経営者の方は、ぜひ当機構にお問い合わせください。
リースバック契約をすればまとまった資金が入り、さらに住み慣れた家で暮らすことができます。
そのため、老後資金の不安からリースバックを利用する方もいるでしょう。
しかし、リースバックを利用した方の中には悪徳業者と契約して「後悔した」という方もいます。
例えば、口約束が守られなかったことが原因でリースバックの利用を後悔したケースが挙げられます。
具体的には、リースバック業者に「賃貸になった後も住み続けられる」といわれていたのに、物件を勝手に売却されて退去せざるを得ない状況に陥ったというケースです。
この他、リースバック業者に「修繕に必要な箇所は修繕をする」といわれたのに、修繕してくれなかったり対応範囲が狭くて不十分だったりするケースもあります。
リースバックでこのような後悔をしないためには、どのようなトラブルがあるのかを契約前に把握しておくことが大切です。
リースバックについては下記コラムで詳しく解説しています。
リースバックとは?メリットやデメリット、リスクはある?契約時にみるべきポイントも解説
リースバックで起こり得るトラブルは、以下のとおりです。
リースバックの場合、売却した家の金額をもとに家賃が設定されるため、周辺地域の家賃相場よりも割高に設定されるケースも珍しくありません。
しかし、事前に提示された家賃に納得した上で契約を結ぶ流れになっているため、そこは気になる点ではないでしょう。
問題は、契約時に「家賃の値上げをしない」と約束をしたのにもかかわらず、突然家賃が値上げされることです。
リースバック業者の担当者を信用して口約束で済ませてしまうと、家賃を引き上げられてもどうすることもできないため、退去せざるを得なくなってしまいます。
このケースのように、ただでさえ割高な家賃がさらに高騰したことにより、「家を売却した後に他の賃貸物件に引っ越せば良かった」と後悔する方もいます。
リースバック契約時に、リースバック業者と「家を勝手に売却しない」と約束を交わしたのにもかかわらず、勝手に売却されるというトラブルもあります。
リースバックでは、家の所有権がリースバック業者に移るため、売却をするのは基本的にリースバック業者の自由です。
そのため、リースバック契約時に「家を勝手に売却しない」と口約束を交わしても、より高くで売れそうな場合は勝手に売却されることがあります。
リースバック契約をする方の中には「いずれ家を買戻そう」と考えている方もいます。
家を勝手に売却された結果、賃貸契約の更新を断られたり家を買戻せなくなったりするケースもあり、「リースバックを利用しなければ良かった」と後悔する方もいるようです。
リースバックのトラブルには、高額な諸費用を請求されたという事例もあります。
リースバックを利用する際に請求される諸費用は、主に「印紙税」「抵当権抹消手続き」「交通費」「書類郵送費」です。
基本的にこれら以外の諸費用を請求されることはありません。
しかし、リースバック業者によっては上述した諸費用以外の費用も請求してくる場合があります。
リースバックの利用時にかかる諸費用を把握していないとその事実に気づくことができず、結果的に高い費用を支払い後悔してしまうことになるのです。
リースバックでは一度売却した家を買戻すことができるため、「今はまとまった資金が必要だから家を売り、資金が貯まったら買戻そう」と考えて契約を結ぶ方もいます。
しかし、買戻そうと思っていたのに買戻しに応じてもらえないというトラブルが起きています。
買戻しを前提にリースバックを契約したとしても、口約束で済ませてしまうといつの間にか家を売却されたり、後から買戻し自体を拒否されたりすることがあります。
その結果、買戻しができずリースバックを利用して後悔する方もいるのです。
リースバックを依頼した不動産会社が倒産すると、家の所有権が第三者に移ります。
所有権が移る際は新しい所有者に契約内容も引き継がれますが、契約更新時に新しい所有者が契約内容を変更するというトラブルが起こることがあります。
リースバックを利用する際の契約内容に納得したからこそ契約を結んだのに、新しい所有者に変わって契約内容を変更されてしまうと住みにくくなる可能性があります。
さらに、前の所有者と「家賃の値上げをしない」「買戻しに対応する」などの口約束をしていた場合は、契約書に記載されていないのでその約束も無効になります。
リースバックを依頼した不動産会社が倒産すると、契約時に交わした約束を守ってもらえなくなるため、トラブルが起こりやすくなります。そのため、リースバックの利用を後悔してしまうのです。
リースバックとトラブルについては下記コラムで詳しく解説しています。
リースバックのよくあるトラブルとは?基本情報とあわせて押さえておこう
リースバックの利用を後悔したときは、以下の対処法を実践しましょう。
リースバックの契約では、契約期間中であっても退去して契約を終わらせることができます。
ただし、契約内容に「利用者の好きなタイミングで退去できる」という旨の記載がある場合に限ります。
ほとんどの場合は任意で退去できる契約内容になっていますが、仮に任意のタイミングで退去できない場合は、契約の終了時期まで待たなくてはなりません。
なお、リースバックの契約は無期限ではなく、「2年」「3年」と契約期間が決まっていることがほとんどです。
退去して契約を解約したい場合は、更新をしないようにしましょう。
リースバックの利用を後悔したときは、解約するのも一案です。
解約をする事情がやむを得ない場合は違約金は発生しませんが、自己解約だと違約金が発生する可能性があるので注意が必要です。
やむを得ない場合とは、例えば「転勤が決まった」「長期間海外に行かないといけない」「家賃を支払えない」といったケースです。
このような場合、リースバック業者の同意があれば解約することができます。
自己解約の場合は高額な違約金を請求される可能性があるため、「契約更新まで待てない」というとき以外は選択しないほうが望ましいでしょう。
リースバックを利用する前に、「クーリングオフはできない」ということを押さえておきましょう。
そもそもクーリングオフとは、契約を締結した一定期間内であれば契約を解除できる制度です。
例えば、購入した商品が不良品だった場合や商品の購入を無理やり押し付けられた場合に利用でき、商品を販売会社に引き取ってもらい返金してもらえます。
では、リースバックだとなぜクーリングオフができないのかというと、クーリングオフは“買い手”を守る制度だからです。
リースバックの場合は家を売却するため、“売り手”という立場になります。
この理由により、リースバックではクーリングオフを利用することができないのです。
リースバックを利用して後悔しないためにも、以下のポイントを押さえておきましょう。
リースバックの契約をする際は、必ず契約書を交わすことが大切です。
前述したように、契約時に「家賃の値上げをしない」「勝手に家を売却しない」と口約束をしても、必ずしも守ってもらえるとは限りません。
口約束だとトラブルに発展しやすく後悔する可能性があるため、守ってもらいたいことは必ず契約書を交わすようにしましょう。
納得した上で契約を結ぶために、そしてトラブルを避けるために、契約内容・期間は必ず確認することが大切です。
リースバックでは賃貸契約を結びますが、契約には「普通賃貸借契約」と「定期賃貸借契約」の2種類があります。
普通賃貸借契約は、いわゆる更新ありの契約です。
一般的な賃貸物件と同じく、例えば2年というように契約期間が決まっており、契約を更新することで同じ家に住み続けることができます。
基本的に借主側の権利が重視されるので、家賃の滞納や建て替えなど特別な理由がない限りは突然退去を求められる心配はありません。
定期賃貸借契約は、更新なしの契約です。
契約期間が終了した場合は、退去しなければなりません。
ただし、リースバック業者側が再契約に同意すれば契約を更新して住み続けることができます。
とはいえ、定期賃貸借契約は長年住み続けるのには向いていない契約です。
「ずっと住み続けたい」という方は、普通賃貸借契約を選ぶのが賢明です。
この他、買戻し条件・価格についても確認することが大切です。
「いずれ家を買戻したい」と思っていても、契約書に買戻しに関する情報が記載されていなければ、買戻せない可能性があります。
また、買戻し可能という旨が記載されていても価格が記載されていなければ、契約時口頭で確認した価格よりも高額な費用を請求されるというトラブルに発展する恐れがあります。
家の買戻しを考えている方は、買戻し条件・価格も書類に記載されているか確認しましょう。
仮に記載がなければ契約書に追記してもらうか、再売買の予約契約書を準備してもらう必要があります。
契約書の内容を確認する際は、売却防止策の記載があるかもチェックしましょう。
繰り返しになりますが、リースバックでは家の所有権が知らないうちに第三者に渡ることがあります。
第三者に所有権が移ったことによって契約内容が変更される可能性もあるので、家を勝手に売却されることを防ぎたい場合は「どのような売却防止策をとっているのか」を契約書で確認することが大切です。
契約書に売却防止策が記載されていれば、所有権が第三者に渡っても勝手に売却されるトラブルを防げるでしょう。
リースバック契約をする前に、業者が提案するプランの根拠を確かめることも大切です。
プランが多いと、具体的にどのプランが自分にとってお得なのかが分かりにくいことがあります。
そのため、リースバック業者がプランを提案してくる場合は、「なぜそのプランがおすすめなのか」「他のプランとはどう違うのか」を確認するようにしましょう。
質問をした際にしっかり答えられない場合は、リースバック業者側が有利になるプランをただ紹介しているだけの可能性があります。
プランの根拠を確かめないままリースバック契約を結ぶと後悔する恐れがあるため、分からないことや不明点などは確認をするようにしましょう。
リースバック契約の後悔を避けるには、家賃を10年間継続して支払うことができるかどうかも確認することが大切です。
前述したように、リースバックの場合は売却した家の金額をもとに家賃が設定されるため、周辺地域の家賃相場よりも割高に設定されることがあります。
一般的には、「1か月の家賃=物件の買取価格×10%(利回り)÷12か月」の計算式で毎月の家賃が決まります。
10%というのは、リースバック業者が10年間で投資額を回収することを予定して設定した利回り(収益率)です。そこに利用者側の収入は考慮されていません。
リースバックの契約を締結した後はまとまった資金が入るため、「家賃を問題なく支払える」と考える方もいるかもしれませんが、経済事情が変わり家賃が値上がりする可能性もあります。
そうなると、家賃の支払いが厳しくなり退去せざるを得ない状況になってしまいます。
長年住み続けることを前提にリースバックを利用するのであれば、10年間継続して家賃を支払えるかどうかを計算してから契約を結ぶようにしましょう。
リースバックの後悔を避けるには、信頼できるリースバック業者を選ぶことが大切です。
リースバックによるトラブルの主な原因は、「契約を口約束で済ませる」「家を勝手に売却されて所有権が第三者に渡る」などです。
信頼できるリースバック業者を選べば、口約束で済ませず契約書に記載する他、家を勝手に売却することもないので、トラブルを未然に防げるでしょう。
また、信頼できるリースバック業者を利用することは、交渉のストレスを減らしたりスムーズに契約を締結したりするためにも有効です。
リースバック業者の実績や利用したことがある人の口コミ、担当者が親身になって対応してくれるかどうかなどを確認し、自分にとって信頼できる利用先を選びましょう。
以下では、信頼できるリースバック業者を6社ご紹介します。
穴吹興産株式会社は、マンションに特化したリースバック事業「あなぶきのリースバック」を展開しています。
あなぶきのリースバックでは、マンション内の賃貸事例や近隣相場をもとに家賃を算出するため、家賃の負担を抑えることが可能です。
これにより、住み慣れた家で長年暮らし続けることができます。
一建設株式会社は、東証一部上場企業の「飯田グループホールディングス」の中核企業として全国に幅広く店舗を展開している老舗の会社です。
全国宅地建物取引業保証協会や東京都宅地建物取引業協会などの信頼できる団体にも所属していることから、リースバックも安心して利用することができます。
株式会社セゾンファンデックスは、クレジットカードでよく知られている「クレディセゾン」のグループ会社です。
「セゾンのリースバック」というリースバック事業を展開しています。
大手の会社ならではの信頼性があり、「契約時の事務手数料」「家財保険の費用」「賃貸契約の更新料」が無料なのはうれしいポイントです。
さらに、初期費用がほとんどかからず家賃も低額なので、費用負担を抑えて住み慣れた家で暮らし続けることができます。
SBIエステートサービス株式会社は、東証一部上場企業の「SBIホールディングス」のグループ会社です。
同社では「ずっと住まいる」というリースバック事業を展開しています。
ずっと住まいるは家賃の変動がない上に、市場価格よりも低く設定されています。
そのため、家賃の悩みを抱えることなく住み続けることができるでしょう。
株式会社応援宣言のリースバック専門コンシェルジュ「家まもルーノ」は、自分に合う不動産会社を紹介してくれるサービスです。
必要な情報を入力するだけで、登録している不動産会社100社以上が家を査定してくれます。
1社だけの見積りでは分かりにくい適正価格も、家まもルーノを利用することで比較・検討できるので、自分に合う不動産会社を探すことができます。
株式会社And Doホールディングスは、「HOUSE DO」ブランドを展開している会社です。
同社が展開している「ハウス・リースバック」は、普通賃貸借契約なので、契約内容に反しない限りは長く住み続けることが可能です。
さらに、65歳以上で単身の方の場合、ハウス・リースバックを契約することで定期訪問サービス(おてつだい訪問)を無料で利用できます。
身の回りのお手伝いや1時間程度の対話などのサービスが受けられるため、リースバック契約後のサポートにも満足できるでしょう。
まとまった資金が入るリースバックは、将来の貯蓄が心配な方に有効な資金調達の方法です。
しかし、リースバックを利用する中でトラブルに直面することもあります。
具体的にどのようなトラブルがあるのかを把握しておかないと、自分も同じようなトラブルに巻き込まれてしまいかねません。
そのため、今回ご紹介したトラブルとリースバックで後悔しないためのポイントを押さえておきましょう。
なお、リースバックは自宅だけでなく、資金繰りに悩んでいる中小企業も利用することが可能です。
一般社団法人日本中小企業金融サポート機構では、中小企業向けにリースバックのサポートを行っています。
リースバックを利用しても引き続きご使用いただけるので、周囲に気づかれず資金調達を行いたい方はぜひ当機構までご相談ください。
[cta]