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Web完結型ファクタリングについて知ろう!メリット・デメリットと利用方法をご紹介

公開日
2023.02.08
更新日
2024.04.01
Web完結型ファクタリングについて知ろう!メリット・デメリットと利用方法をご紹介

資金調達には数多くの方法がありますが、審査の基準が厳しくなかなか通過しなかったり、資金を得るまでのスピードが遅かったりと、多くの企業が頭を悩ませるものでもあります。

売掛金を売却することで資金を得るファクタリングを導入する企業も多くあり、近年では審査から契約までをWeb上で進められる「Web完結型ファクタリング」のサービスが増えてきています。

そこで今回は、Web完結型ファクタリングの特徴やメリット、おすすめのファクタリング会社をご紹介します。ぜひご覧ください。

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Web完結型ファクタリングとは?

パソコンを見る男性

審査から契約までをWeb上で完結させるのが「Web完結型ファクタリング」です。

ファクタリングを利用する際、一般的には事業所まで足を運ぶか担当者に来訪してもらい、対面審査や契約を行っていますが、この場合多くの時間と手間がかかります。

その点、Web完結型ファクタリングではこれらの工程が全てオンライン上で完結するため、場所を選ばずいつでも利用申請ができたり、人件費や手間などのコストを抑えたりすることができます。

Web完結型ファクタリングを利用するメリット

MERITと書かれた立方体のブロック

Web完結型ファクタリングには、ファクタリングを導入したいと考えている企業にとって嬉しいポイントがたくさんあります。

ここでは、Web完結型ファクタリングを利用するメリットを6つご紹介しますので、利用を検討している方はぜひご覧ください。

いつどこからでも申し込みできる

Web完結型ファクタリングは、申請から契約までオンラインで全て完結するため、時間や場所に関係なくいつでも申し込みできるのが大きなポイントです。

従来のようにファクタリング会社の営業時間に合わせて店舗に足を運ぶことも、自社の営業時間に合わせて担当者に来てもらう必要もありません。

資金調達をしたいと思い立った瞬間に手元にあるパソコンやスマートフォンからすぐに申し込みができるため、手軽さはもちろんのこと交通費などのコスト削減にもつながります。

この点から、Web完結型ファクタリングはファクタリングを利用するにあたってメリットが多いシステムだといえるでしょう。

手数料が安いことが多い

Web完結型ファクタリングは、一般的なファクタリングよりも手数料を安く設定している傾向があります。

一般的なファクタリング会社は、契約や手続きのために事務所や店舗を用意しておく必要がありますが、Web完結型ファクタリングの場合はオンライン完結なので事務所や店舗を持つ必要がありません。

さらに審査にAIを導入している会社であれば人件費を抑えることができるため、その分利用者からの手数料を安く設定することができるのです。

対面契約の場合は20%ほど手数料がかかるといわれていますが、Web完結型ファクタリング運営会社の手数料はおおよそ10%以下であることが多くなっています。

手数料については下記コラムで詳しく解説しています。
ファクタリング手数料はいくら?相場や内訳、費用を抑える方法を紹介!

必要書類の数が比較的少ない

Web完結型ファクタリングを導入している会社では、審査にあたって必要な書類が少ないことも大きな特徴です。

通常のファクタリング審査では、請求書や本人確認書類、確定申告書類など多くの書類の準備が必要で、揃えるのに時間がかかっていました。

その一方で、Web完結型ファクタリングではAIによる審査を行っている場合がほとんどなので(※ファクタリング会社によって審査方法は異なる)、用意する書類は請求書や本人確認書類と取引の履歴が確認できる通帳など、2~3種類ほどで済みます。

資金化のスピードが比較的早い

Web完結型ファクタリングは、申し込みから資金化までのスピードが一般的なものと比べて早いのが特徴です。

必要書類が少なくて済むこととオンライン上で手軽に書類の提出ができること、そしてAIによって審査項目がスコア化されることの3つが合わさり、人の力よりも早く審査を進められるため、短時間で契約を済ませることができます。

少額取引にも対応してもらいやすい

ファクタリング利用に伴う審査は、金額の大小にかかわらず同じだけの手間がかかります。

そのため通常のファクタリング会社では、かけたコストに対する収益を考えた上で少額取引を断っていることも珍しくありません。

一方、Web完結型ファクタリングでは審査時のコストを大幅に抑えていることから、少額取引に対応してくれることがほとんどです。

他のファクタリング会社で断られてしまった少額取引がある場合は、Web完結型ファクタリング会社に審査の申し込みをしてみることをおすすめします。

ファクタリングの利用を周囲に知られづらい

これまではファクタリングの申請や契約のために事務所または店舗に足を運ばなければならず、売掛先にファクタリング利用の実態を知られてしまい、不信感を抱かれるというケースがありました。

一方、Web完結型ファクタリングの場合は全てのやりとりがオンライン上で完了することから、売掛先や第三者に知られる心配がなく信頼関係を失うことがありません。

とくに2者間ファクタリングを行っている場合は、売掛先企業に実態を知られることなく資金調達が可能です。

Web完結型ファクタリングを利用するデメリット

DEMERITと書かれた立方体のブロック

オンライン上で簡単に手続きができたり手数料が安かったりと、自社にとってメリットが多いのがWeb完結型ファクタリングの特徴といえるでしょう。

ところが、全てのやりとりがオンラインで完結してしまうことによるデメリットもいくつかあります。

申し込みを検討している場合は、デメリットも理解した上で手続きを進めましょう。

電子署名ツールが必要になる場合がある

手続き自体はオンライン上で進められますが、契約締結時には電子署名ツールの準備が必要な場合があります。

持っているパソコンやスマートフォンの環境によっては電子署名ツールが使用できない可能性があるため、対応しているかどうかは事前に確認しておきましょう。

3者間ファクタリングに対応していないことが多い

Web完結型ファクタリングの多くは、3者間ファクタリングに対応していないのが現状です。

中小企業やベンチャー企業は2者間ファクタリングを利用することが多いので問題はありませんが、もし3者間ファクタリングを導入したいと考えている場合は、一般的なファクタリング会社に依頼することも視野に入れておきましょう。

2者間ファクタリングについては下記コラムで詳しく解説しています。
2者間ファクタリングとは?3者間ファクタリングとの違いとメリット・デメリット

3者間ファクタリングについては下記コラムで詳しく解説しています。
3者間ファクタリングとは?メリット・デメリットと利用が好ましいケースを解説

ファクタリング会社の信頼性を確認しづらい

一般的には事務所や店舗に足を運んだり、担当者と対面して話をしたりすることで信頼関係が構築されます。

ところが、Web完結型ファクタリングでは面談が不要であることが多いため、先方と一度も対面せずに契約まで進めることができてしまいます。

きちんと信頼関係を築いた上で契約したい場合は、リモート面談など担当者と対面でやりとりができる制度を導入している会社を選びましょう。

Web完結型ファクタリングの一般的な利用方法

パソコンを見る男性

ここからは、Web完結型ファクタリングを利用する際の一般的な手順をご紹介します。

基本的には会社情報を入力して必要書類をアップロードし、審査結果を待つというシンプルな工程です。

オンライン申し込みならではの注意点も記載しましたので、申し込み時の参考にご覧ください。

1.Web完結型ファクタリングに登録する

まずは、Web完結型ファクタリング会社の公式ホームページにアクセスして会員登録を行う必要がある場合があります(※ファクタリング会社によっては会員登録が不要なこともあります)。

会員登録の段階では会社情報の詳細まで入力する必要はないため、登録だけしてみるのもおすすめです。

会社によっては、持っている請求書や売掛金がいくらになるのかを簡単に査定してくれるシミュレーターを利用できる場合があります。

本格的に申し込む前に、大体の相場が知りたいときはシミュレーターも活用してみてください。

まずは、Web完結型ファクタリング会社の公式ホームページにアクセスして会員登録を行う必要がある場合があります(※ファクタリング会社によっては会員登録が不要なこともあります)。会員登録の段階では会社情報の詳細まで入力する必要はないため、登録だけしてみるのもおすすめです。

会社によっては、持っている請求書や売掛金がいくらになるのかを簡単に査定してくれるシミュレーターを利用できる場合があります。本格的に申し込む前に、大体の相場が知りたいときはシミュレーターも活用してみてください。

2.ファクタリングの申し込みをする

公式ホームページ内に「お見積り」や「お申し込み」などのボタンがありますので、そこから申し込みページに飛びましょう。

申し込み時には会社名や会社の住所といった情報入力が必要なので、手元に用意しておくと良いでしょう。インターネットが使用できる環境であればパソコンやスマートフォンから手続きができますが、セキュリティの観点から公衆Wi-Fiなど情報漏洩の恐れがある場所では申し込みを行わないのが賢明です。

3.必要書類を提出する

書類提出の方法は会社によって異なりますが、多くの場合はスキャナで資料を読み取ってメールに添付する、もしくは専用フォーム内にアップロードすることがほとんどです。

どの書類が必要なのかも会社によって異なり、会社の基本情報と取引明細だけで完結する場合もあれば、確定申告書や印鑑証明書が必要な場合まであり多岐に渡ります。

必要書類の内容は事前に必ず確認しておきましょう。

複数のファクタリング会社を検討している際は、どの会社がどの書類を必要としているのかを洗い出しておくと手配がスムーズです。

4.審査を受ける

Web完結型ファクタリングを提供している会社には、審査の際にAIを活用している会社もあります。

提出した会社情報から審査項目をスコア化して通過可否を判断するので、非常にスピーディーに審査が完了し、次の手続きにスムーズに移行できます。    

一方で、審査が画一的で柔軟性に欠けるというデメリットもありますので注意しましょう。

審査情報をオンライン上で確認できるシステムを導入する企業もあるため、今後ますます利便性が上がっていくことが予想されます。    

5.契約の手続きを行う

無事審査に通過し、両者が契約内容に同意すれば契約手続きに進みます。

契約の手続きもオンライン上で進めることが多いですが、不安な点がある場合はリモート面談を挟んだり手続きのサポートをお願いしたりと、上手にファクタリング会社を頼りましょう。

署名などはセキュリティで保護された電子契約で行うことが多いため、安心して手続きを進められます。

6.入金を確認する

契約の手続きが終了すると、売掛金から手数料を差し引いた額が振り込まれます。

申し込みから入金完了までの期間は会社によって異なりますが、その日のうちに入金手続きまで完了する会社もあります。

今すぐにでも資金が欲しいという場合は、最短即日を謳っているファクタリング会社を選びましょう。

おすすめのWeb完結型ファクタリング10選

青い背景の前に置かれたパズルの10

従来は対面でファクタリング契約を進めていた会社も、オンライン化が進むにつれてWebでの手続きができるように体制を整え始めています。

ここからはWeb完結型ファクタリングを提供している会社を10社ご紹介しますので、自社に合ったファクタリング会社を探す際の参考になれば幸いです。

1.日本中小企業金融サポート機構

一般社団法人が運営する「日本中小企業金融サポート機構」は、ファクタリングの申し込みから売掛金の資金化までオンラインで完結するだけでなく、審査にかかる時間が最短30分とスピーディーです。

経験豊富なスタッフがしっかりとサポートするため、はじめての方でも安心して相談ができます。

個人事業主の方でも対応が可能ですので、できるだけ早く資金調達が必要な場合にはぜひ活用してみてください。

2.みんなのファクタリング

「みんなのファクタリング」はオンライン上で申し込みから契約まで行うことができ、土日祝でもお申込み・振込まで可能です。

最短60分で資金化できるため、急いで資金を調達したいという方にもおすすめです。

また、赤字や税金滞納の問題があり、自社の信用状況に自信がなくてもご利用いただけます。

3.FREENANCE

「FREENANCE」には「フリーナンス口座」という独自のサービスがあり、ファクタリングを行う際はこの口座を利用します。

入出金の管理や収納代行、売掛金の回収から支払いまでを自動で処理してくれるのが魅力です。

もしも業務中にけがや事故に遭った場合は、最高5,000万円を保証する保険に加入することも可能で、必要があれば即日ファクタリングも対応してくれます。

4.ビートレーディング

「ビートレーディング」はオンライン契約の導入により、最短2時間での資金化を実現しています。

月間契約数1000件という豊富な取引実績があるため、初心者の方も安心して利用できます。

また、審査に必要な書類は「売掛先からの入金を確認できる通帳のコピー(表紙付の2か月分)」「売掛金に関する資料(例:契約書・発注書・請求書)」の2点のみなので、準備も楽に行えるでしょう。

5.ペイトナーファクタリング

個人事業主やフリーランスに特化している「ペイトナーファクタリング」では、請求書と本人確認書類だけで審査を行うため最短10分で審査が完了します。

一般的なファクタリング会社では断られやすい25万円以下の少額請求書の買取も対応してもらえるため、少額取引が発生しやすい個人事業主の方におすすめです。

もちろん中小企業をはじめとする法人にも対応しています。

6.PayToday

「PayToday」は、申し込みから資金化までオンラインで完結するAIファクタリングです。

AI審査を実施しているため面談は不要。どこからでもファクタリングの申し込みを行えます。

即日審査・即日振込を実現しているため、売掛金をスピーディーに資金化したい方は、ぜひ利用してみてください。

7.OLTA

「OLTA」はAIを用いた審査を導入しており、必要書類をアップロードしておけば最短1営業日以内に見積りまで提示してもらえます。

オンラインで完結するため、場所にとらわれずどこからでも申し込みの手続きが可能です。最短での資金化を目指す場合や、時間がなくて来店できないという方におすすめです。

8.GMO BtoB 早払い

「GMO BtoB 早払い」は東証プライム上場企業が運営しているファクタリングサービスです。

2者間ファクタリングを採用していることから、売掛先に知られることなく資金化の手続きができる点が魅力だといえるでしょう。

Web上で申し込んでから最短2営業日で資金化できる他、オンラインでの手続きが不安な方に向けて対面サポートも行っています。

9.アーリーペイメント

「アーリーペイメント」もWeb完結型ファクタリングのひとつです。

公式サイトの審査・見積り依頼のフォームに必要事項を入力し、必要資料を送付すれば審査を進めてくれるため、手間なくファクタリングの利用可否を確認できます。

なお、アーリーペイメントを運営するマネーフォワードケッサイ株式会社は東証プライム上場企業 株式会社マネーフォワードの100%子会社なので、安心して利用できるでしょう。

10.labol

「labol」はフリーランスに特化したファクタリング会社で、開業したてでも利用できるのが魅力です。

はじめに資金化できるのは10万円までと制約がありますが、アンケート回答や申告書のアップロードをこなしていくことで資金化できる上限が解放されていきます。

取引の証拠となるものは請求書だけでなく、担当者とのメールでのやりとりやチャットツール内でのやりとりでも承認されるため、事業を始めたばかりで売掛先が少ないフリーランスにもおすすめのファクタリング会社です。

まとめ

Web完結型ファクタリングには、オンライン上でいつでも手続きできる手軽さとコスト削減の効果があります。審査にはAIを活用している会社が多いため、短時間で資金調達をしたい方にもおすすめです。

できるだけ手間をかけたくない場合や早く資金化したいという場合は、Web完結型ファクタリングを検討してみてはいかがでしょうか。

一般社団法人日本中小企業金融サポート機構では、ファクタリングサービスをはじめとする資金調達の方法をご紹介しています。

ファクタリングを申し込む際の必要な書類は、「通帳のコピー(3か月分)」「請求書・契約書など売掛金に関する資料」の2点のみ。

申し込みから契約までオンラインで完結し、振り込みまでの時間は最短3時間です。

17時までに契約が完了すれば即日振込が可能なので、早めに資金を調達したい方は、ぜひ当機構をご利用ください。

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Web完結型ファクタリングについて知ろう!メリット・デメリットと利用方法をご紹介

【監修】日本中小企業金融サポート機構 編集局長

保有資格:FP2級

大学卒業後、地方銀行に勤務。主に企業向け融資を担当。その後、損害保険会社にて法人営業、外資系金融機関にて法人融資や人材育成を担当するなど、一貫して金融関連業務に従事。2019年一般社団法人日本中小企業金融サポート機構に入社し、これまでの金融の知識と法人営業の経験を活かし、多くの中小企業・零細企業をサポート。
プライベートでは3児の父の顔も持ち、犬・猫・亀も飼う大家族の大黒柱。

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