コラム

資金繰りが悪化する原因とは?8大原因と改善策を徹底解説

会社を運営するためには必ず資金が必要となりますが、何らかの事情により資金繰りが悪化してしまうこともあります。

今回は資金繰りが悪化する8大原因と、それぞれの原因に応じた改善策を解説していきます。

自分の会社の問題点を洗い出し、安定した資金繰りの参考にしてみてください。

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資金繰りとは

資金繰りとは会社を運営するための資金の調達や運用を意味しています。

そのため、会社運営において資金繰りは非常に重要なテーマです。

資金繰りが上手くいかないと会社が運営できなくなってしまいます。

さらに、会社では帳簿をつけるものですが、利益と資金の収支は必ずしも一致しません。

一時的な資金不足によって銀行からの信用低下や取引先との関係悪化につながることもあります。

特に起業をしたものの現場業務に集中してしまい、売上至上主義になってしまう経営者は珍しくありません。

そのようなスタイルで経営を続けていると、資金繰りの悪化に気づかずにいるケースも多いのです。

資金繰りが悪化する8大原因と改善策

資金繰りの悪化には以下8つの原因があります。

①財務に関わる相談相手がいない
②管理がされていない
③過剰な設備投資をしている
④過剰な在庫がある
⑤急激な売上減少
⑥急激な売上増加
⑦売掛金を回収できない
⑧万が一の資金調達方法を知らない

それぞれの状況に適した改善策もあわせて説明していきます。

①財務に関わる相談相手がいない

起業したばかりの経営者は、資金に関する相談ができる相手がいないケースが多くあります。

自分の持つスキルを活かすことで起業したものの、誰もが経営や資金繰りに関する専門的な知識を持っているわけではありません。

そのため、知識不足が原因で資金繰りが悪化することがあるのです。

改善策としては、資金繰りに対する専門的な知識を持った公認会計士、税理士などの相談相手を用意しましょう

公認会計士や税理士などの人材を採用するだけでなく、専門の部署を設けることが理想です。

②管理がされていない

いくら会社に売上があったとしても、その管理が雑になってしまうと資金繰りが悪化してしまいます。

特に、資金繰り表の作成を怠ってしまうと、それがきっかけとなって資金繰りが悪化する可能性もあります。

資金繰り表とは、一定の期間の現金収支をまとめた表で、資金繰り表を利用することで売掛金の具体的な金額、売掛金の受け取り時期を知ることができます。

改善策としては、資金繰り表を積極的に利用して、キャッシュフローを把握するようにしてください。

さらに買掛金の支払い時期なども明確になりますので、資金繰りの悪化を防ぐことができます

③過剰な設備投資をしている

会社運営において設備投資は欠かせないものですが、過剰な設備投資をしてしまうことで資金繰りが悪化することもあります。

売上のことばかり考えてしまい、これによって営業キャッシュフロー以上の高額な設備投資をすることもありますが、そうすると利益が出なくなってしまいます。

改善策としては、毎月の資金繰りを確認して設備投資の見直しをすることです。

過剰な設備は縮小するなどコストカットを行いましょう。

設備投資を行う場合は、コストに対する売上の予測を行うことも大切です。

④過剰な在庫がある

過剰在庫も資金繰り悪化の要因です。

商品を仕入れた段階で、原材料コスト・製造コストなどが発生しています。

それが売れていないのであれば、コストだけがかかっていることを意味します。

また、在庫を保管するための倉庫なども必要なため、保管コストも発生してきます。

改善策としては、需要予測を適切に行い、在庫管理を徹底することです。

保管コストを削減するため、割引やセールなどで販売価格を下げてでも、売れ残りを処分する決断も大切です。

⑤急激な売上減少

売上の急激な減少も、資金繰りの悪化の要因です。

売上が減少したとしても、人件費・設備費などの固定費は発生し続けるため支払いは減少せず、資金繰りの悪化に直結します。

改善策としては、まず、販売ルートの増加や新たな大口顧客を見つけるなど、売上回復のための施策の強化が考えられます。

売上の減少がしばらく継続する場合には、固定費を削減し、オフィスの縮小や人件費の見直しなども検討すべきです。

⑥急激な売上増加

意外にも、売上の急激な増加も資金繰りの悪化につながります。

売上が増加しても、仕入れなどで先に多額の出費が発生しているため、入金までの期間が長い場合その間の資金繰りは苦しくなります

帳簿上は黒字にもかかわらず支払いに必要な資金が足りないと「黒字倒産」を引き起こしてしまいます。

改善策としては、受注前の段階で資金繰り計画を確認し、大口の受注が入っても問題ないか事前に検討することです。

⑦売掛金を回収できない

資金繰りの悪化は、自分の会社だけではなく、取引先が原因となることもあります。

仕事の受注後に取引先が倒産してしまったり、お金を払わずに連絡が取れなくなるなど、いわゆる「貸し倒れ」の状態になることも資金繰りにとっては大きな痛手です。

改善策としては、与信審査を徹底することです

与信審査とは取引先の「支払能力の審査」です。支払い能力の乏しい会社からの仕事の依頼を受けなければ、貸し倒れ率を大幅に下げることができるでしょう。

また、取引先の状況を常に把握しておくことが大切です。

取引先の状況が危ういようであれば、新しい取引先を検討しリスクを分散することも対策の一つです。

⑧万が一の資金調達方法を知らない

公認会計士や税理士を雇い、資金繰り表を作成して資金繰りを行っていたとしても、やむを得ない事情で資金繰りが悪化してしまうこともあるでしょう。



そういった万が一に備えての資金調達方法がありますが、それを知らずにいることは非常に危険です。

例えば、ビジネスローンやファクタリングなど入金の早い資金調達方法がありますので、これらを利用することでトラブルを回避することができます

そのため、現在はそれらのお世話にならなかったとしても、いざという時に備えてさまざまな資金調達方法を知っておくべきでしょう。

ファクタリングについて詳しく知りたい方はこちら

ファクタリングサービスとは?図解付きで簡単解説

資金繰り悪化を未然に防ぐには

前章のまとめにもなりますが、資金繰りの悪化を防ぐには何よりも会社の状況を把握することが大切です。


また、与信管理をしっかりと行い、取引先の状況も把握しておきましょう。


資金繰り表を利用することでキャッシュフローを確認し、過剰な設備投資や在庫を抱えないよう注意してください。


資金繰りに不安がある場合は、早めに公認会計士や税理士などの専門家に相談し、状況に応じてファクタリングなどの資金調達方法を活用しましょう。


資金繰り悪化の原因を理解し、改善策を常に行うことで安定した経営につながります。

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