コラム

ファクタリングの支払いの流れは?期日にも要注意!

「急場しのぎでファクタリングを利用したけど、支払いのことまで考えて無かった」

急いでファクタリングを利用した場合、このような方もいらっしゃるのではないでしょうか?

2社間ファクタリングの場合、資金調達後に、売掛金をファクタリング会社に支払う必要があります。

「じゃ、支払いに遅れたらどうなるの?」と気になったことはありませんか?

ファクタリング会社のサイトには、申し込み方法や必要な書類は詳細に記載されていますが、支払いスケジュールまで明記されていることは少ないです。

そこで今回は、支払いの流れや具体的なスケジュールなど、以下4点について解説します。

  • 支払いの流れは契約方法によって異なる
  • 支払いの流れの例
  • 売掛金をファクタリング会社に支払う期日
  • ファクタリング会社へ支払いをしないとどうなるか

 

まだファクタリングを利用したことがなくこれから申し込むという方も、もうすでに利用したという方も、ぜひご一読ください。

ファクタリング支払いの流れ

ファクタリングの支払いの流れは、契約方法によって異なります

契約方法には「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」2種類があります。それぞれ詳しく説明します。

 

2社間ファクタリングの場合

2社間ファクタリングでは、利用者・ファクタリング会社の2社で契約を締結します。自社は売掛金の回収を通常通り行います。売掛金を回収したら、利用者は買取金額をファクタリング会社に支払います

2社間ファクタリングの支払いは、以下の流れで行います。

 

①2社間ファクタリング契約
②ファクタリング会社が手数料を除いた買取金額を利用者へ入金
③通常通り売掛先から売掛金を回収
④売掛金回収後利用者がファクタリング会社へ買取金額を支払う

 

3社間ファクタリングの場合

3社間ファクタリングでは、利用者・ファクタリング会社・売掛先の3社で契約を締結します。ファクタリング会社が売掛先から直接回収を行うためファクタリング会社への支払いは不要です。

売掛金を売却するため売掛金の回収義務はファクタリング会社に移ります。よってファクタリング会社への支払いは売掛先が行います

3社間ファクタリングの支払いは、以下の流れで行います。

①3社間ファクタリング契約
②ファクタリング会社が手数料を除いた買取金額を利用者へ入金
③売掛先が直接ファクタリング会社へ買取金額を支払う

 

ファクタリング支払いスケジュール具体例

ファクタリングの支払いの流れについて説明しました。次は、具体的なスケジュールとともに支払いの流れを説明します。

2社間ファクタリングの支払いスケジュール例

2社間ファクタリングの支払いスケジュールの例を表にして次に示します。

商品は1/31納品、支払いサイトは「末締め翌々末支払い」と仮定します。

日付取引内容取引相手
1/31500万円分の商品を納品利用者→売掛先
2/10ファクタリング契約利用者⇔ファクタリング会社
2/11売掛金買取金額入金ファクタリング会社→利用者
3/31売掛金入金(売掛金回収)

買取金額支払い

売掛先→利用者

利用者→ファクタリング会社

3社間ファクタリングの支払いスケジュール例

3社間ファクタリングの支払いスケジュールの例を表にして次に示します。

同様に商品は1/31納品、支払いサイトは「末締め翌々末支払い」と仮定します。

日付取引内容取引相手
1/31500万円分の商品を納品利用者→売掛先
2/10ファクタリング契約利用者⇔ファクタリング会社⇔売掛先
2/11売掛金買取金額入金ファクタリング会社→利用者
3/31売掛金入金(売掛金回収)売掛先→ファクタリング会社

売掛金をファクタリング会社に支払う期日

2社間ファクタリングを契約した場合は、売掛先から売掛金が入金されたらファクタリング会社へ支払う必要があります

支払期日をしっかり守って、トラブルを起こさないように注意しましょう。

 

2社間ファクタリングは支払いが必要

前述のとおり、2社間ファクタリングは、「利用者」と「ファクタリング会社」の2社間だけで契約します。

売掛先は、利用者がファクタリングを利用していることを知らないため、売掛金の代金をいつも通りに入金します。

利用者は、売掛先から売掛金が入金されたら、すぐにファクタリング会社に支払わなければいけません

一方、3社間ファクタリングは売掛先が直接ファクタリング会社に支払うので、利用者は支払期日を気にする必要はありません

 

分割の支払いはできない

ファクタリングは分割の支払いはできません

ファクタリングは貸金業ではないため、分割払いを可能にしてしまうと、貸金業法に違反してしまうからです。

もし、「分割払いが可能!」と言っているファクタリング会社があった場合、違法業者である可能性が高いため、注意してください。

 

ファクタリング会社へ支払いをしないとどうなるか

2社間ファクタリングの場合はファクタリング会社への支払いが必要ですが、会社の経営状況によっては、支払いができない状況に陥ってしまうこともあるでしょう。

仮に支払いをしなかった場合、一例ですが以下のようなことが起こってしまいます。

・ファクタリング会社から催促される(電話・訪問など)
・遅延分の損害金を請求される
・売掛先に通知される(債権譲渡通知)
訴訟を起こされる

 

ファクタリング会社からの催促を放っておくと、訴訟など厳しい対応をされることが想定されます。

支払が遅れてしまう、できなくなってしまう状況になった時点で、ファクタリング会社に相談しましょう。

また、そのような事態にならないよう、計画的にファクタリングを利用することが重要です。

 

使い込みは「横領罪」になるため注意

2社間ファクタリングの場合、ファクタリングで売掛金を資金化したあとに売掛先から通常の売掛金が入金されます。本来その売掛金はファクタリング会社への支払い用に確保しなければなりませんが、資金繰りに困っている企業の場合、他の支払
いや資材の購入に充ててしまう「使い込み」をしてしまうケースも少なくありません。2社間ファクタリングは、売掛金を保有する権利をファクタリング会社に譲渡する契約のため、売掛金の権利はファクタリング会社にあります。最悪の場合、「横領罪」として訴訟を起こされてしまう可能性があります。そのため、売掛金が入金されたら、すぐにファクタリング会社に支払うようにしましょう。

 

ファクタリングの支払いに関するよくある質問

こちらではファクタリングの支払いで生じがちな以下4の疑問点をQ&A形式でわかりやすく解説します。

  • ファクタリングの支払いが遅れそうな場合は?
  • ファクタリング会社への分割払いは可能?
  • お金がなくて支払えない場合は?
  • 売掛先から入金がないときは?

ファクタリングの支払いが遅れそうな場合は?

原則的に、支払日の延期はできません。万が一、支払いが遅れそうな場合は、ファクタリング会社の担当者に事情を説明し、支払い日延期の交渉を行いましょう。ただし、悪質業者は高額の遅延手数料の支払いを提示してくる業者など、先延ばしを悪用されるリスクがあります。

支払い先延ばしにあたって、度を過ぎた遅延手数料を請求されるということのないよう、業者選びは慎重に行いましょう。

ファクタリング会社の選び方を詳しく知りたい方はこちら
優良ファクタリング会社の選び方!ファクタリングの利用方法までわかりやすく解説

ファクタリング会社への分割払いは可能?

基本的に、ファクタリングでは分割払いはできません。

しかし、悪質業者は、あえて分割払いに応じて分割手数料を請求してくる場合があります。

悪質業者は利用者の弱みにつけこむので、分割払いには注意しましょう。

お金がなくて支払えない場合は?

ファクタリング利用会社は、売掛金の入金を確認後すぐファクタリング会社へ支払う必要があります。

万が一、ファクタリングの支払いができない場合には、以下のような事態が想定されます。

  • ファクタリング会社から督促の連絡がくる
  • 遅れた日数分の遅延損害金を請求される
  • 売掛先に「債権譲渡通知」が発送される
  • 損害賠償請求の訴訟を起こされる

段階的に厳しい対応がされるため、1日でも早く支払う必要があります。

そのため、無理のない送金プランを立ててからファクタリングを利用することも重要です。

売掛先から入金がないときは?

万が一、売掛先が倒産、何らかの事情で売掛金が支払えないときは、以下のような対応をします。

2社間ファクタリング・ファクタリング利用会社が
今後の取引に影響を与えないようするため協議
・その上で売掛先に債権譲渡通知書を
送付したうえで督促を開始
3社間ファクタリング・決済日の翌日には
ファクタリング会社が売掛先に督促
償還請求権付ファクタリング・ファクタリングを利用している会社が
売掛先に代わって支払い
ノンリコースのファクタリング・ファクタリング会社が売掛先に請求

ファクタリング手数料っていつ支払うの?

ファクタリング手数料は「支払う」のではなく、あらかじめ「買取額」から引かれて入金されます。

そのため、手数料の支払いは不要です。

ファクタリングの手数料を詳しく知りたい方はこちら
【ファクタリング手数料の相場は?】安く抑えるポイントを解説

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ファクタリングサービスの一般的な支払の流れ・期日は、以下の通りです。

・2社間ファクタリングは、ファクタリングを利用している会社が売掛金の入金を確認次第すぐファクタリング会社へ支払います。
・3社間ファクタリングは、売掛先から直接ファクタリング会社に売掛金を入金するため、支払いは不要です。

ファクタリングを利用する際は、期日や手数料の設定は、契約時点でしっかりと確認しましょう。

契約時に疑問がある場合は、その都度担当者にすぐに聞いてみることが大切です。

読んでいて不明点、疑問に残る点がある場合は当機構にぜひ、お気軽にご相談ください。

ファクタリングの支払いについての正しい知識を身につけ、計画的な利用を心がけましょう。

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